リアルワンマイライフ

50歳の節目にセミリタイヤし、中国での留学生活を送る日々

日本の冬は辛い

ここ数年、日本の冬を1週間以上滞在して経験したことがなかった。

衣食住の日本の生活は快適そのものなのだが、とにかく寒い。

室内にいても寒いので電気ヒーターやエアコンの暖房をいる間中つけている。

夏はエアコンの電気代が恐ろしく高いが、冬の暖房費も負けじと上がるに決まっている。請求書をみるのがうっとおしい。日本の光熱費はなんでこんなに高いのだろう。

特に電気代。電気を使わない生活は私には無理だが、なんとか工夫して節約しないといけない。戸建てなら太陽光発電を考える余地があるが、マンションなのでそうもいかない。極力家にいる時間を短くして、図書館やカフェにいる時間を長くしよう。

 

あと肌がかさつき、乾燥肌になって、そのかゆみがものすごく辛い。かゆくてかゆくてとにかく爪でかいてしまうので肌があれて仕方がない。

保湿クリームを塗って対応しているが、この費用もばかにならない。

このクリームもいいものになると1000円代の価格帯になってくる。

セミリタイヤ生活はとにかく、せこくなる。これは致し方ない。生活の知恵とでもいっておこう。

夕方17時過ぎに中国にある人材紹介会社から電話があった。何かと忙しい夕方の17時前後に電話をかけてくるなんて、と思ったら、あ、そういえば深センは時差1時間あるから向こうは16時だったのね。

電話の用件は、人材紹介会社から仕事の紹介で、深センにある老舗日系企業の顧客対応のお仕事の紹介だった。深センで仕事をしていた時に知り合った人の会社だったので、丁重にお断り申し上げました。

まあ、はなから仕事をする気はないけれど、せっかく仕事を紹介してくれたのでお話は聞いて、知人の会社なので残念ですが応募致しませんという旨を申し上げた。

中国だと50歳過ぎでも仕事の紹介はあるんだなと思ったけど、所詮、現地採用だと待遇面でも駐在員と比較すると見劣りする。

現地の人と結婚して好きで中国での生活を希望する人ならばそれでもいいのだろうが、日系企業内での人間関係を外国に来てまで引きづりたくない。

中には残業無しの定時退社という会社もあるらしいが、そう甘いものではないだろう。

中国人の人件費が年々上がってきている深センにおいて、駐在員を減らして現地採用者で現地法人を管理する会社が増えてきているという話は聞く。

今の自分にはもう関係ない。日本で探す気もないのに、ましてや中国で仕事する気はまったくない。やはり人材紹介会社へ連絡して、登録解除してもらうことにしよう。

てつ