リアルワンマイライフ

50歳の節目にセミリタイヤし、中国での留学生活を送る日々

元深セン仲間と再会

昨夜は1年ぶりに東京で、深セン滞在中に交流のあった仲間と再会した。

飲料メーカー勤務の男性と教員の方だ。私よりも一回り以上年下だが、気負いなく自然なお付き合いができていると思っている方たちだ。

会う場所が日本か中国かなだけで、二人とも深センの時に接してくれた感じで変わっていない。

二人とも一年前に日本に帰国した仲間だ。今の現状の日本の生活などの感想を率直に聞いてみた。

仕事に関して言えば、中国で仕事していた時よりも日本の方が、はるかに人間関係に気を使い、より繊細さを求められると言っていた。

たしかに中国人は合理的な考えをもっているので、よく言えばおおらかさがある。

この点に関して言えば、日本で仕事をすることは、より精神的にストレスがかかるだろうと想像できる。

また駐在員待遇だったので、ダブルインカムで日本円と中国元で給料をもらっていたという。もちろん家賃は会社が全額負担。一度家に遊びに行ったことがあるが、一等地の海上世界というエリアのサービスアパートメントに住んでいた。

家賃は日本円で約17万円だったらしい。単身者なので1LDKの間取りでこの価格だ。

家賃はかからず、日本より物価が安いため生活費もそんなにはかからない。中国で買いたいものがなかったことも蓄財できた理由らしい。

たしかに独り暮らしなので、外食の日本食代ぐらいの出費しかなかったみたいだ。

深セン赴任になってよかったことは、中国語を身につけたことと蓄財できたことだと自慢していた。

家族帯同で深セン赴任はしたくないが、単身赴任であれば、再度辞令がでれば駐在してもよいそうだ。私はもう十分満喫したので、次の春学期で終わりにしたい。

その後、深セン在住している仲間と会いに行くことはあるかもしれない。それくらいだろう。深センは外ごもり先としての候補にはない。やはりタイのパタヤチェンマイのほうが肌にあっていると感じる。微笑みの国タイならではの親日的な国なのが魅力だ。

タイは観光ビザが一カ月しか滞在できないところが難点だ。日本の冬の期間だけ冬ごもりするには短すぎる。どうせ出国しなくてはいけないのならば、ベトナムに寄り道してもいいかもしれない。またはバンコクを起点にアジア各国を旅行するのもいいだろう。

今からとても楽しみだ。選択肢が広がるというのは悪い気がしない。セミリタイヤしてよかったと思えることのひとつだろう。会社員のころには、毎日が楽しみだったと思えることがなかった。唯一の楽しみだったことが、年1回、2回の海外旅行だった。今はチケットが安い日時を指定して自由に行けることができるようになった。感謝感謝!

てつ