秋学期終了です。
深セン大学秋学期終了
昨年9月から始まった授業が、本日の口語試験を持ちまして
めでたく終了しました。
実質4カ月でしたが、長かったような短かったような感じですが、
振り返ると充実した日々でした。
朝6時半起床し、7時半過ぎに自転車で大学へと向かい
天気がよい日は、のんびりコーヒー飲みながら
学生たちが通学してくるのを眺めていました。
もっと真摯に集中して学習する姿勢があればよいのですが
強制されている気分を感じてしまったら、何のためにセミリタイヤしているか
わからなくなります。
すべて自分のペースで日々をおくるように心掛けています。
今学期のクラスメイトは、国別でいうと、1位韓国、2位タイ、3位トルコで
圧倒的に韓国人が多かったです。クラスの半分以上をしめています。
日本人は私一人で、そのほかにフランス、スリランカ、コロンビア、メキシコ、
スペインが各一人でした。
世界中の国から留学してきていて国際色豊かですね。
共通語は中国語になりますが、韓国人は母国語をひんぱんに使うので
込み入った話になると会話に入れません。
そのため他の国の学生たちは、英語か片言の中国語で話をすることになります。
会話はすべて英語か、中国語でしかコミュニケーションがとれませんので
このような環境はストレスを感じることもあるんですが
所詮は仕事ではなく、学業なのでえらい失敗などたかがしれています。
学生気分を満喫して、年下の学生たちをからかいながら遊んでいます。
ほとんどみな挨拶ていどの多国語が話せるので、教室に入ってくるなり、
「アニョハセヨ」「ブエノスディアス」「おはよ~」など多言語が飛び交います。
クラス内、最高齢の私は、窓際の定位置に座り、全体をみまわすように
中国茶を飲みながら、出席確認を先生のかわりにしています。
韓国人の金くんは昨夜焼酎飲みすぎて今日は来ないかもな、またトルコ人は遅刻だな等々。
50代の初老は暇なんですね。そんな暇があったら、単語のひとつでもおぼえろよ!と。
今日も明日も通勤電車にゆられて仕事している同胞の皆様申し訳ありません。
でも仕事をして稼いでいるほうが好きな方もおられると思うので
うらやましいとは思わないでしょうね。
今夜7時から同級生たちと打ち上げです。
どこで何料理を食べようか、今日まで決められていなかったけど、
結局、韓国人班長は四川料理をやめ、ビザ屋で開催することになりました。
やはり辛いのがダメな学生がいるから、変更したみたいですね。
今学期のクラスメイトは仲がいいです。おかげで楽しく授業を受けられました。
日本だとオヤジがいると煙たがれるか、気を遣われてしまって浮いてしまうところ
なのでしょうが、中国はそのへんおおらかです。
メキシコ人のクラスメイトは20歳ですが、朝の挨拶代わりにハグしてきて、
私の名前を呼び捨てにしてきます。でも嫌味がありません。
授業中もジョーク飛ばしながら楽しんで授業受けています。
彼はラテン系のお国柄でしょうか、明るい性格のため
先生も気が緩んでしまうのか、話が脱線して、彼の今日の出来事に耳をかしてしまいます。彼が出席する日は気分転換になるので、ちょっとした息抜きができます。
さあ、そろそろ出かけることにしましょう!
それではまた明日!
てつ