スーパー銭湯にて
地元近くのスーパー銭湯(日帰り温泉)へ行ってきた。今日はこの施設のイベントで男性が1000円で入浴できる日だからだ。
このスーパー銭湯という名称だが、何がスーパーなのかわからない。でもおおよそどういうものなのかは、日本人成人であればおおよそ想像できると思う。
私がよく行く施設は、男女別入浴施設、映画館、ゲームセンター、ボリタリング、カラオケ、食事処などがある。
場所は駅からは遠く、幹線道路沿いにあるローカル色が濃い老人が好みそうな感じの所だ。
入浴施設にはお決まりのサウナ、塩サウナ、水風呂、露天風呂、五右衛門ぶろ、あかすり所などがある。これで何時間いても1000円なのだ。中国深センだとこのような施設をこの金額で利用することはできないだろう。
セミリタイヤの身にとって、1000円は安くはない出費だ。でも日本へ本格的に戻ったら、隔週くらいでは利用しようかなと思っている。
サラリーマンとして働いているときは、よくマッサージを利用していたが、今はストレスを感じないせいか、特に重い筋肉痛などにはならないみたい。
なのでマッサージのお世話になることはない。
中国ではシャワーばかりだったので、その反動で、家でも毎日お風呂に入っている。日本人なら当たり前なんだけど。
帰路、自宅近くの公園で二人の小学生くらいの子供がサッカーをやっていた。夕方近くだったろう、学校の校庭でもない公園といってもサッカーができるような場所ではない。たまたま自宅へ向かう途中なので、彼らに近づいていくと聞きなれない言葉だった。おそらくポルトガル語か、スペイン語かと思われる。
日本へ来たばかりなのであろうか?
公園の向かいには公営住宅が建っている。この団地に住んでいるのだろう。
近所の人がこの団地の入居条件は所得の低い人が優先だと言っていた。
日課になっている散歩コースにある公園なので、よくわかるのだが、いつもは地元の小学生が遊んでいる場所でもある。今日は比較的暖かかったのに日本の小学生たちは遊んでいなかった。
ふと思ったのだけど、この外国人の子供たちは兄弟で、まだ地元の小学校へ通学していないのかなと考えた。子供だと国籍に関係なく、通じ会うのも時間はかからないと思うからだ。男の子の場合、サッカーなどをしていればなおのこと。
散歩コースに入っているにもかかわらず、いまさらながらに気づいたけど、この公営団地の住人には外国人が多い。
大学もある学園都市なので、留学生も多いが彼らは大学近辺に住んでいる。
ここの住人は、大学を卒業して日本で就職した人なのか、日本に働きに来たのか、思いを巡らせてみる。散歩ですれ違った人を思い出してみる。
ロシア人、インドかスリランカか、バングラディシュ人、韓国人、中国人、ベトナム人、イギリスか米国人などなど。
まあ圧倒的に多いのは中国人だったけど。
これからの日本は、移民に頼らないといけなくなるのかなと関東の田舎町で思うのであった。
てつ