1月の過ごし方
一月は正月元旦からはじまり、初詣、年賀状、七草がゆ、成人式などの行事がある。
セミリタイヤしている身にとっては、このようなイベントに積極的にかかわるかどうか再考してみることにする。まずは一年ごとにやってくる年賀状の見直しだ。中国へ移住してから年々減ってきていたが、ありがたいことに何通かは年明けのご挨拶をいただいている。
今年は帰国早々、来ていた年賀状に目を通し、丁重に年賀状でのご挨拶はしない旨を連絡をさせていただいた。
四季折々の自然を感じるのはいいが、行事などは積極的にかかわらないことにしたい。
お世話になっている人に対しては、時間もあるわけだから直接会ったりしたほうがよい。そもそも会って話しをする時間もとれないというのは、言い訳で、それほど深い関係ではなかったということの裏返しだ。今一度、このような儀礼的な人間関係を問い直してみたい。
会うことに気乗りのしない方や気疲れしそうな人とは、会わなければいいだけだ。そういう年齢になったということなのだ。
自分の幸福は、他人と比べるものではないけど、満ち足りていない部分もあることは事実だ。しかし、苦痛な仕事をしなくていい、これほどの幸せを他に見いだせない。
ほどほどで幸せな今の環境に感謝したいくらいだ。
今の自分を肯定しているので、ネガティブな気持ちは湧いてこない。
やはり「足るを知る」、「自分は結構幸せなんだ。」、「心穏やかに過ごそう」、と思っているのがいいと思う。
今の日本はあきらかにデフレになっていると感じる。これは中国で生活経験上、比較してのことだが、日本製品の品質、機能性など総合的に判断して、あきらかに安いと思う。
食べ物も日本食が口にあう。生サラダも、刺身も安心して食べられる。デザート関係などの甘味ものも、いろいろ新製品がでて、飽きさせない工夫がある。日常的によく食べることはないが、たま~に欲しい時がある。コンビニのスイーツでも十分満足だ。
セミリタイヤの拠点として、申し分ない。
アジアのどこか、例えばフィリピン、タイ、ベトナム、マレーシアなどを移住先に検討したことがあるが、ベースは日本でいいだろう。
世界第三位の経済大国でありながら、生活費を10万円以下で抑えることができるやさしい国なのだ。わざわざ生活の不便なアジアでなくても、いいようになってきた。
今、日本で生活していて実感している。
年2回くらい、冬の期間か、花粉症蔓延の時期にでも逃避行するくらいがちょうどいい。花粉症の時期だけは、くしゃみ、鼻水などの症状がでて、とても辛い。この時期だけはなんとか外ごもりしてみたい。
てつ