セミリタイヤ生活について
半年ぶりの帰国で、日本の生活を満喫しています。
ショッピングモールは深センにもありますが
日本のイオンショッピングモールや三井不動産系のショッピングモールなどと
比較すると雲泥の差があります。
深センのショッピングモールはブランドもの中心ですが、そもそも自分は興味がないし、中国で買いたいものはこれといってないからかもしれません。
買い物ひとつとっても、例えばメガネのフレーム修正や耳かけ部分の部品の交換なども
無料でしてくれました。保証期間が一年過ぎていても交換してくれました。
JINSというメガネ屋さんです。これは日本の顧客に対するきめ細かな対応の表れです。
さて、今年1日元旦よりブログを開始しましたが、今までお付き合いいただいた方は
もうすでにご存じかもしれません。このブログはたんなるオヤジの日記です。
セミリタイヤした初老の男が日々どのような時を過ごしているかをつづっています。
私は会社のリストラという強制終了でしたが、当初はいきどおりを感じていました。
なぜ私が対象にされたのか、今まで会社のためにやってきたと自負があったからです。
でもそれは業界自体売上縮小を余儀なくされたどうにもならないものでした。
その後多くの人員が整理対象となっていきましたから。
でもリストラされたことが次のステップへ向けてのきっかけとなったのは事実です。
おそらく自分から収入を稼ぐ手段を放棄することはなかったでしょう。
あのままずるずると会社員生活をおくっていたはずです。
私のような人生挫折と共に歩んできたような人間は、そうは多くはいないかもしれません。かといってものすごく波乱万丈ではなく、挫折も中途半端などこにでもあるような凡人の人生です。
まあ50代の今が一番幸せな時間をおくっていると自己満足しています。
幸せの価値基準が20代の若い時とは、大きく変わってきたからです。
20代の若い元気な時の女性に対する情熱ではなく、お金に対する執着でもなく、
それよりも自己判断による生き方ができる方が大切に思えるようになったことです。
一度しかない人生を自分の価値基準で判断し、それを自分で行動できるということ。
人生の後半戦が過ぎ、体が動ける時間もそう多くはありません。
これからは上司ではなく、誰からも指示されることなく、自らの判断と行動で生きていこうと決断しました。
その人生は共感をよぶこともなく、社会の役にたつこともないものかもしれません。
でも毎日行きたくもない会社へ行き、我慢しつづけるような無駄な時間を過ごすよりははるかに自分に正直に生きていると思っています。
このような生き方をおすすめはしませんが、「死ぬくらいなら、やめたらいいのに」。ということです。
てつ